4連敗中の巨人 中田が1軍練習に合流 カンフル剤として期待
「DeNA-巨人」(10日、HARD OFF ECOスタジアム新潟)
巨人・中田翔内野手が、1軍の試合前練習に参加した。
4月22日に出場選手登録を抹消された中田は、ここまで2軍で調整を続けてきた。同28日・ロッテ戦での1号3ランを皮切りにイースタン・リーグ9試合に出場し4本塁打。降雨ノーゲームとなった同29日の試合での“幻の2打席連発”を合わせれば“10戦6発”と当たりが戻ってきていた。中田は今季、1軍では、23試合の出場で打率・188、2本塁打と不振にあえいでいた。
巨人は不動の1番打者・吉川が「肩甲骨の骨挫傷」で、主将・坂本は「右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷」の影響で離脱中。チームはここまで4連敗、3カード連続負け越し中でリーグ3位と停滞。調子を取り戻しつつある中田の存在が、カンフル剤として期待されている。