楽天が満員の本拠で劇的サヨナラ勝ち 石井監督「最高の結果をファンの方の前でお見せすることができた」
「楽天7-6ソフトバンク」(30日、楽天生命パーク宮城)
3年ぶりに満員御礼となった、本拠地での劇的なサヨナラ勝利に楽天・石井一久監督の表情も明るかった。
同点の延長十一回2死二、三塁から、浅村栄斗内野手が右越えのサヨナラ打。「あそこでアサ(浅村)が決めてくれると信じていたので、期待通りにいいバッティングをしてくれた」。試合を決める一打を称えた。
九回に飛び出した西川遥輝外野手の起死回生の同点3ランには「みんなにとって勇気の出るホームランだった。あれで球場全体が選手だけじゃなくてファンも一丸となった」と振り返った。大歓声に包まれた球場の雰囲気は最高潮に達した。
「今日は絶対に負けられないという気持ちがあったので、最高の結果をファンの方の前でお見せすることができてよかったです」。これで一分けを挟んで3連勝。首位を走るチームの勢いはさらに加速しそうだ。



