花咲徳栄・藤田 満弾で8強入りに貢献 DeNAスカウト「いいもの見られた」

 「春季高校野球埼玉大会・3回戦、花咲徳栄10-0東農大三」(29日、大宮公園野球場)

 花咲徳栄が東農大三を五回コールドで下し、8強入りした。プロ注目の藤田大清外野手(3年)が高校通算7号となる満塁本塁打を含む4打数2安打4打点と活躍。「甘い球を一発で捉えられた。低い打球を意識していたけど、いい角度で上がった」とうなずいた。

 チームを勢いづける一発だった。好機を作りながらも初回は1得点。流れをつかみたい中で二回、四死球と失策で2死満塁とし、3番・藤田が左打席に。3球目、ど真ん中への真っすぐを振り抜くと「完璧だった」と右翼スタンドに突き刺した。

 187センチ、82キロと恵まれた体格を持ち、自分でも「長距離打者」と言う。視察したDeNA・中川スカウトも「打撃が魅力。(満塁本塁打は)いいものが見られた」と評価する。

 「目標はプロ。徳栄はプロを多く輩出しているので入学した」と藤田。まずは春頂点へ。大型外野手がチームをけん引する。

 ◆藤田大清(ふじた・たいせい)2004年8月23日生まれ、17歳。長野県下條村出身。187センチ、82キロ。右投げ左打ち。外野手。生後すぐに東京都練馬区に引っ越し、小学4年から野球を始めた。関中では中野シニアでプレー。花咲徳栄では2年秋からベンチ入り。高校通算7本塁打。

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