【佐々木朗希の一問一答】完全試合…本当に実感ない そこまで気負うことなくいけた

 「ロッテ6-0オリックス」(10日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの佐々木朗希投手(20)が史上最年少で完全試合を達成した。圧巻の105球にスタジアムのファンはもちろん、全国の野球ファンが度肝を抜かれた。試合後、右腕は偉業達成にも落ち着いた様子で喜びを語った。試合後の一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -完全試合達成の瞬間は。

 「あまり実感はないんですけど、すごくたくさんの選手におめでとうと言ってもらえて、うれしかったです」

 -ストライク先行の投球だったが、良かったところは。

 「今年最初の楽天戦であまり良くなかったので、その反省をここ2試合しっかり生かして、脱力しながらストライク先行で投げることができた」

 -1試合奪三振タイ記録となる19三振を奪ったことには。

 「しっかり松川を信じて投げられたことは良かった。特には三振は狙っていないので、しっかりバックを信じて投げることができた」

 -徐々にスタンドの応援も大きくなった。

 「すごく期待を感じながら投げていたんですけど、そこまで気負うことなくいけたかなと思います」

 -最後に杉本を迎えて空振り三振の瞬間は。

 「抑えることだけを考えていたので、特に何も意識はしてなかったです」

 -頭が真っ白になったりとかしなかったか。

 「そこまで緊張はしていなかったです」

 -今まで投げていた160キロと今年投げている160キロとの違いは感じるか。

 「しっかりいいボールは最近はいっていると思うので、コーナーに投げられたりとか、スピンの利いた球速や質、制球もいいボールが増えてきています」

 -ストライクゾーンで勝負できているが制球向上の手応えは。

 「ゾーンで勝負できるというか、ゾーンで勝負していかないといけない投手。変に考えすぎず、シンプルに攻めて打たれたら修正していくという形の方がいい」

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