今季初先発の楽天・辰己が美技でチームを救う「あれは大きかった」石井監督も称賛

 7回、太田の打球を好捕する辰己(撮影・高部洋祐)
 1回、島内の先制打で生還した浅村(3)、西川(6)を迎える石井監督ら(撮影・高部洋祐)
2枚

 「オリックス1-6楽天」(30日、京セラドーム大阪)

 左脚のコンディション不良で出遅れていた楽天・辰己涼介外野手(25)が今シーズン初先発。攻守で躍動した。

 二回、今季初打席でオリックス・バルガスから中前に初安打。「オープン戦で打率はよくなかったけど感じはよくファームでもよかった」と手応えを感じている様子。六回には先頭で四球を選ぶと貴重な追加点のホームを踏んだ。

 昨季ゴールデングラブ賞の美技も披露した。七回、2死二、三塁のピンチで太田の放った中前に落ちそうな打球を好捕。石井監督も「あれは大きかった」と称賛。本人は「無理かなと思いましたが、あの場面で得点されたらきつかったので勝負を仕掛けました」と振り返った。

 キャンプから「譲るつもりはないですよ」とセンターのポジションを確固たるものにすると誓っていた辰己。スタートこそ遅れたが戻ってきて早速、存在感を示した。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス