V候補対決は九州王者の九国大付に軍配 エース香西が1失点完投 広陵下し11年振り8強

 「選抜高校野球・2回戦、九州国際大付4-1広陵」(24日、甲子園球場)

 九州王者の九州国際大付が11年ぶりの8強を決めた。1番・黒田が4安打4打点の活躍。エース左腕・香西も1失点完投し、中国王者の広陵に快勝した。

 九州国際大付は1点を追う2回無死満塁から2死となったが、黒田が右前に2点適時打。8回には再び2死から黒田が右へ2点三塁打を放った。

 広陵は初回に1番・中川は2死から三盗し、これが悪送球を誘って幸先良く先制したが九州国大付の香西の巧みな投球の前に7安打。2ケタ三振を喫し、12年ぶりのベスト8入りを逃した。

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