丹生 6継投22失点も最後まで笑顔で 21世紀枠最多失点

 「選抜高校野球・1回戦、広島商22-7丹生」(23日、甲子園球場)

 丹生(にゅう・福井)は守備の乱れも重なり、6継投で22失点。21世紀枠の最多失点を更新した。エース左腕の井上颯太投手(2年)は制球が定まらず、2回8失点で降板。八回に再登板して5失点を喫した。ただ、最後まで笑顔を絶やさず「自分は全然ダメだったが、みんなが笑顔で楽しくできた。チームとしてはよかった」。

 同校として初の聖地で「守備のミスは目をつぶるから思い切ってやりなさい」と指示したという春木竜一監督(49)も「今回の出場がになると思う」と話した。

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