丹生 春木監督は応援に「鳥肌」 21世紀枠で大敗も「大きな財産」地域への好影響期待

 ベンチ前でナインに指示を出す丹生・春木監督(中央)
 初戦で敗れグラウンドを去る丹生ナイン
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 「選抜高校野球・1回戦、広島商22-7丹生」(23日、甲子園球場)

 春夏通じて初出場となった21世紀枠の丹生は投手陣が15四死球と乱れ、大量失点した。それでも、2回には打者一巡の猛攻で一時は逆転。最後まであきらめず、10安打で7点を返した。

 春木竜一監督(49)は「緊張していたがバッティングと走塁は練習通りの力が出せた」と振り返った。一時逆転した二回は、スタンドからの応援に対して、「鳥肌が立った」という。「甲子園は凄い所でした。課題は投手陣。この経験を地域の子供たちにも伝えたい」と話した。

 21世紀枠からの出場で、結果としては大差を付けられたが、監督は「丹生高校が甲子園に出たということで、地域の小中学生が取り組み方を変えると思うので、今回の出場が大きな財産になると思います」と語った。

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