金光大阪「長かった」4度目の挑戦で春夏通じて初の甲子園1勝

 一塁側の日大三島の応援団にもあいさつをする金光大阪ナイン(撮影・伊藤笙子)
 念願の初戦突破を果たし、三塁側スタンドへ走り出す金光大阪ナイン(撮影・伊藤笙子)
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 「選抜高校野球・1回戦、金光大阪4-0日大三島」(21日、甲子園球場)

 金光大阪は投打がかみ合い、4回目の挑戦で春夏通じて甲子園初勝利を挙げた。念願の聖地1勝にOBで就任26年目の横井一裕監督(47)は「初出場した74回大会からちょうど20年。長かった」と喜びをかみしめた。

 明暗を分けたのは初回の攻防。日大三島の攻撃を無失点で切り抜けると、直後の1死満塁で5番・貴島琉惺内野手(3年)が中前2点適時打を放ち、主導権を握った。

 投げてはエース古川温生投手(3年)が尻上がりに調子を上げ、9回138球4安打完封。9三振のうち、8個が5回以降だった。

古川は「校歌が歌えてうれしかった。序盤は緊張したが、少しずつ自分のピッチングを見つけて行けた」と振り返った。

 昨年からOBで元中日の吉見一起さんが特別コーチを務めるなど総力を結集したことが実った形。2回戦は木更津総合と対戦。初勝利の勢いをぶつけるつもりだ。

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