倉敷工 開会式で倒れた菊井が初回に伝令 チームのピンチ救う

 開会式中に倒れ、担架で運ばれる倉敷工の選手(撮影・伊藤笙子)
 開会式中に倒れ、担架で運ばれる倉敷工の選手(撮影・伊藤笙子)
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 「選抜高校野球・1回戦、和歌山東-倉敷工」(19日、甲子園球場)

 倉敷工は初回、失策と内野安打でいきなり無死一、三塁のピンチ。ここで、開会式で倒れた背番号11、菊井颯選手が伝令でマウンドに走り、ひと呼吸置いた。

 ここで選手は落ち着きを取り戻し、右飛、遊ゴロ併殺で無失点で切り抜けた。

 菊井は開会式で大会関係者があいさつ中に倒れ、担架で運ばれた。その後、球場内で医師の診察を受け、特に体調に問題はないことからチームに合流。和歌山東との試合に向けて練習を行い、試合でもベンチ入りしている。

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