ラオウの誓い!GG賞獲得で鬼に金棒だ オリックス杉本が本塁打王とダブル受賞狙う

 「オリックス春季キャンプ」(3日、宮崎)

 オリックスの杉本裕太郎外野手(30)が3日、今季の目標に掲げたゴールデングラブ賞の獲得に向け、守備で重点的に取り組んでいる内容を明かした。フリー打撃の打球捕で右翼に向かうと、定位置よりもかなり前で歩みを止める。それには、狙いがあった。

 「去年はクッション処理のミスや、フェンス際でミスが多かった。練習の時から、後方の打球をミスしないようにやっています」。そう説明した通り、何度も後方の飛球を追いかけ、捕り損ねては悔しそうな表情を浮かべていた。

 さらに「クッションは特に毎回違う跳ね方をするので、数を多く捕って、もっとうまくなれるように」とクッション処理も猛特訓。昨季は補殺でリーグトップの11を記録したが、5失策はリーグワースト2位だった。

 この日は、節分恒例の豆まきに参加。満面の笑みで鬼を退治したが、本塁打王のラオウが守備力向上となれば、まさに鬼に金棒だ。

 同一シーズンで本塁打王とゴールデングラブ賞のダブル受賞となれば、球団初の快挙。リーグでも過去に5人しかいない。ファンの視線は打撃に集中するが、守備も怠らない。第1クールを終えて「いい感じです!」。今季のラオウは守備からも目が離せない。

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