ヤクルト・村上 熊本城に寄付「少しでも力に」 完全復旧の2037年まで続ける!
ヤクルトの村上宗隆内野手(21)が26日、熊本県熊本市内で行われた「2021 タイトル受賞祝賀会」に出席した。日本一の4番となって果たした、故郷・熊本への凱旋。地元の声援に改めて感謝するのと同時に、プロ3年目から行っている熊本城復旧のための義援金を、完全復旧を目指す2037年まで続けることを約束した。
故郷の風を感じ、村上は少しだけ胸を張った。日本一、世界一を経験して帰ってきた熊本。普段からたくさんの声援を感じているが、激動の一年を終えての報告は誇らしかった。「熊本の地域の皆さんが自分の活力になっています」。雪が舞ったふるさとの声援は、また格別だった。
少しずつ戻りつつある町並みが原動力だ。16歳で熊本地震を体験し、甚大な被害を受けた熊本城の姿には心を痛めた。小学校の遠足で訪れた場所でもある。19年の契約更改時に、「ホームラン1本につき、熊本城(修復)の方に寄付しようと思っています」と決め、毎年続けてきた。
この日も今季の活躍から目録を手渡した。現在、天下の名城の様子は「復興のシンボル」として最優先にされた天守閣の復旧が終了。全ての“完全復活”は2037年予定だという。だからこそ村上は、「またきれいな熊本城を見たいですし、復興することによってたくさんの観光客の方が熊本城に足を運んでいただける」と、その瞬間までの活躍と寄付を約束した。
プロ野球選手になって、今年で4年目が終わった。戦い続けることで背負える使命がある。「いつか活躍したら、少しでも力になりたいなと思っていた」。かつて抱いた志は夢に変わった。故郷への恩返しはこれからも続いていく。
