プロ野球 ファインジャッジ賞は珍プレー判定など4人 最優秀審判員賞は有隅審判員

 日本野球機構(NPB)は13日、今季の「最優秀審判員賞」、「審判員奨励賞」、「ファーム優秀審判賞」、「ファインジャッジ賞」を発表。最優秀審判員賞は有隅昭二審判員が2年連続で受賞(3度目)した。

 有隅審判員の選考理由は「球審での投球判定を含め、塁審での判定精度も高く、シーズンを通して抜群の安定感であった。常に冷静で円滑な試合運びが高く評価された」という。

 審判員奨励賞は福家英登審判員、ファーム優秀審判員賞は山本力仁審判員が受賞した。

 ファインジャッジ賞は岩下健吾審判員、山本貴則審判員、原信一朗審判員、山村裕也審判員が受賞した。

 原審判員は8月20日の日本ハム-楽天戦、九回1死一塁で日本ハム・郡が左飛。二塁をオーバーランした一走・杉谷が帰塁の際、二塁を踏み直さずに帰塁した。守備側からのアピールで二塁塁審・原審判員はアウトを宣告。試合終了となる珍しいプレーだったが、一走の二塁空過をしっかり見極めたことが評価対象となった。

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