広島ドラ6の大阪ガス・末包は4三振 チームは都市対抗・2回戦敗退で2冠逃す

8回、この日4つ目の三振を喫した大阪ガス・末包(撮影・伊藤笙子)
5回、この試合3つ目の三振に倒れ、悔しがる大阪ガス・末包(撮影・伊藤笙子)
 4三振と振るわず、試合後スタンドにあいさつをする大阪ガス・末包昇大(撮影・伊藤笙子)
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 「都市対抗野球・2回戦、JFE東日本1-0大阪ガス」(5日、東京ドーム)

 今夏の日本選手権を制した大阪ガスは散発4安打と打線が沈黙し、2冠達成はならなかった。

 両先発が好投し、六回までゼロ行進も、七回1死満塁からの押し出し死球が決勝点となった。今年から指揮を執る前田孝介監督(51)は「全国で勝つ難しさを感じた。新たな土台をつくって、また、チャンピオンになれるようなチームづくりをしたい」と来季への意気込みを語った。

 広島からドラフト6位指名を受け、2日の1回戦・伏木海陸運送戦で本塁打を放っていた末包(すえかね)昇大外野手(25)は三回2死満塁のチャンスで三振に倒れるなど、4打数無安打4三振と結果を残せなかった。「1、2打席目の悪いイメージのまま、ずるずるといってしまい、切り替えられなかった」と肩を落とした。

 プロ入り後に向けては「社会人野球で成長でき、楽しい時間を過ごせた。ここでの悔しさを糧にして日本を代表する選手になりたい」と活躍を誓った。

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