ソフトバンク・千賀が5年契約、初年度は6億 メジャー志望変わらずオプトアウト付き

 ソフトバンクの千賀滉大投手が5日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約更改に臨み、オプトアウト付きの5年契約を結んだことを明らかにした。年俸は変動制で、初年度の来季は6億円となる。今季から2億円アップした(金額は推定)。

 千賀は今年10月に国内FA権を取得。かねてよりメジャーへの移籍志向を表明しており、順調に行けば来季中にも海外FA権を取得できる。取材の中でメジャー志望に変化はないことも明かし、「野球人として常に上を向きながら、日々歩むのが大事。ホークスに居る今もそれが力になっている」と話した。

 今季11年目だった千賀は、今季初戦だった4月6日の日本ハム戦で左足首をひねり靱帯損傷で離脱。3カ月後の7月6日のロッテ戦で一軍復帰するも3回途中自己ワースト10失点を喫するなど、前半戦は苦悩の連続だった。

 しかし、不安視された中で臨んだ東京五輪で好投。侍ジャパンの金メダル獲得に大きく貢献した。そのままの勢いで臨んだ後半戦は白星ラッシュ。10月25日のロッテ戦で今季10勝目を挙げ、6年連続2桁勝利を達成した。球団では南海時代の82~88年に山内孝徳が7年連続で挙げて以来の快挙だった。

 来季に向けて、年明けからは今年同様に宮古島で自主トレを行う予定。「自分のキャリアのベスト。今までの数字を全部ぶち抜くくらいの気持ちで。そして、やらないといけない」と強い自覚をにじませた。

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