オリックスの育成・谷岡楓太投手（２０）が１日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み現状維持の２４０万円で更改した（金額は推定）。

　プロ２年目の今季は２軍での登板はなかったものの、フェニックスリーグでは３試合に中継ぎで登板し、全試合無失点。「コントロールがまとまってきた」と制球に手応えを得た。

　ブルペンから強く意識する制球力。「５０球中何球ストライクが入ったかという感じで、今は７割くらい。そこがつながってきている」と試合を想定した練習を重ね、投球に磨きをかける。

　「今年はストレートを中心に磨いてきたので」と、来季からは変化球の向上にも取り組んでいく。得意球はカーブ。目指すのは「簡単にストライクをとれていいなと思って」と山本由伸投手（２３）が投じるスローカーブだ。「握り方とか、リリースの感覚を聞こうかな」と谷岡。絶対エースの技術も授かり、飛躍につなげてみせる。