ロッテ・佐々木朗希がCS開幕で2桁奪三振 大役果たす6回1失点

 1回、159キロのストレートで浅村を三振に仕留め雄叫びを上げる佐々木朗(撮影・開出牧)
 6回、鈴木大を一ゴロに打ち取りベースカバーに走る佐々木朗(撮影・開出牧)
 2回、渡辺佳を投ゴロに打ち取るが一塁へ悪送球し先制点を献上する佐々木朗。後方は二塁からホームへ走る島内(撮影・開出牧)
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 「パCSファーストS・第1戦、ロッテ-楽天」(6日、ZOZOマリンスタジアム)

 パ・リーグのCSで史上最年少の開幕投手を務めているロッテの佐々木朗希が、六回にこの試合10個目となる三振を奪った。6回1失点と、試合をしっかりと作り、2番手の国吉に後を託した。

 投球成績は6回4安打、1失点。自責点は0。四球は2つ。10奪三振で、球数は96球だった。

 三回には3つのアウトを全て三振で取るなど、五回までに毎回で9つの三振をマークしていた佐々木は、六回に先頭の島内から三振を奪い、2桁奪三振を記録した。

 その後、鈴木大を打ち取り、茂木にはこの日2つ目の四球を与えた。渡辺佳は一ゴロに打ち取り、この回を無失点で切り抜けた。ベンチでは、チームメートとグータッチをかわしていた。

 1失点は、2死二塁から、渡辺佳をボテボテの投ゴロに打ち取った場面で、自身が一塁へ悪送球をしてしまったことから生まれた。記録上、自責点は0だが、自身のミスの失点だった。

 しかし、その後の辰己から三振を奪い、この回はこの1点で切った。3三振を奪った三回も満塁のピンチをつくってしまったが、5番の鈴木大を三振に斬るなど、勝負の分かれ目となる場面で三振を取る投球が光った。

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