日本ハム新庄新監督、早くも規格外発言連発「試合中にインスタライブ」【一問一答】

 日本ハムの新庄剛志ビッグボス(49)が4日、札幌市内で監督就任会見を開いた。ド派手衣装で登場し、「優勝なんか一切目指しません」などと“新庄節”をさく裂させた。次々に仰天プランを披露し、「監督とは言わないで。ビッグボスと呼んで」とお願いも。異例尽くしの会見で、3年連続Bクラスに沈む日本ハムだけではなく、日本球界の改革を宣言した。1年契約で、推定年俸1億円。背番号は1に決まった。新庄監督との一問一答は以下の通り。

  ◇   ◇

 (冒頭あいさつ)

 「きょうは集まってもらい、ありがとうございます。1946年、今から75年前、横沢監督、第1代目。そこから21人目の栗山監督。その次に22代目の監督として選ばれたことが非常にうれしく、また選手兼監督という形で契約を結んでもらいました。(横に座る川村社長が否定)。すいません、監督だけでした(笑)。監督らしく、きょうはビシッと、監督っぽい格好で来ました(笑)。これからは、顔を変えずにチームを変えていきたいと思います。以上です」

 -北海道にお帰りなさい。

 「はい、ただいま。帰ってきました」

 -率直な心境を。

 「正直、自分が一番びっくりしてます。僕でいいのかなという思いの半面、僕しかいないなと。日本ハムを変えていきますし、僕がプロ野球を変えていきたいなという気持ちで帰ってきました」

 -監督のオファーはいつごろ。

 「2年前、僕が48歳でトライアウトを受けるという発言をして、トレーニングをしました。トライアウト前に日本ハムの球団の方から『新庄さん、お元気ですか。トライアウト頑張ってください。いつかまた、お会いできるのを楽しみにしています』って来たんですよ、1通のメールが。よしよし、選手に戻れると。そのオファーだなと思い、トライアウトを受けました」

 (続けて)

 「6日間で(選手契約のオファーが)来なかったら、もう野球は辞めると。5日たち、6日たち、来ない。あれ?おかしいじゃないかと。そこで選手では復帰できなかったんですけど、そこから、あの1通のメールというものは、必ず何かある。自分で勝手に信じて、1年間、12球団、2軍の選手でもプレーを一生懸命、自分で勝手に勉強して。こういう姿というものは必ず誰かが見てくれている。それを信じて。10月12日になんと、僕が描いていたこの監督の話をいただいて。もう、自分がやってきたことは間違いじゃなかったんだという、本当にやってきてよかったなという気持ちでしたね」

 -球団から期待されていることは。

 「優勝なんか一切目指しません、僕は。優勝、高い目標を持ちすぎると、選手というものはうまくいかないと僕は思っている。一日一日、地味な練習を積み重ねてシーズンを迎えて。それで、何げない試合、何げない1日を過ごして勝ちました、勝った、勝った、勝った、勝った。それで、9月あたりで優勝争いをしていたら、さあ、優勝目指そうって。そこの気合の入り方って違うと思うので、そういうチームにしていきたい。優勝なんかは目指しません」

 -監督の話を受ける前に相談した人は。

 「いやもう、相談するタイプじゃないので、僕の人生は相談する人なんかいません。相談する人は自分自身なので、即行動に移します。自分で決めます」

 -オファーに応えるまでの時間は。

 「1秒、1秒。お願いします!やります!もうすぐでしょ。当然でしょ。だって1年間それを目指してやってきたんですから」

 -一番の決め手は。

 「一番の決め手?いやいや、もう監督になりたい。バリで生活をしていて、日本ハムの調子が上がってない3年間を見て、俺の出番だろうという気持ちで過ごしていました」

 -監督はどういう存在か。

 「イメージ的には堅い、真面目な顔して腕組んでやっているようなイメージなんですけど。これからは僕が監督像というものを変えていきます」

 -思い描く監督像は。

 「これから1年目だし、どういうふうになるか分からないですけど、やっていくうちに僕がやることに対して全国のみんなが僕の監督像というものを作ってくれると思うので。それを期待したいです」

 -名刺には「BIG BOSS SHINJO」とあった。

 「監督ってみなさん言わないでください。ビッグボスでお願いします。ビッグボスが好きなんですよ。『新庄監督』とかいらないですね。何か監督っぽいじゃないですか。ビッグボスでお願いします。選手も」

 -ビッグボスにした理由は。

 「インドネシアのバリ島の方でビッグボスと呼ばれていたので、それで。僕の人生ってそんなもんなんですよ。その時、その時で『カンピューター』で突き進んでいるだけなんで」

 -現役引退から15年。野球との関わりは。

 「全くない。引退して野球は見ることはほとんどなかった。だから、ある意味、若い子が『時代が、時代が』って、何か時代に逃げているような気がしている。だから、いい意味でも悪い意味でも、16年間向こうにいて時代が分かっていない。新庄剛志らしく、時代の怖さなんて関係なく、どんどん突き進んでいければいいなと思っています」

 -トライアウト以降は野球に再び接近している。

 「もちろん選手になりたかったけど、最終的な目標はここだったんですよね。野球が大好きで。僕は野球が好きなんだなと。まずはとりあえず話題性というか。本当に真剣に受けに行ったんですよ。でも、最終的な目標はトライアウトでみなさんに注目してもらい、ファンを集め、次の年に監督になれたら。そのファンたちが流れてきてくれたら最高だなという気持ちでトライアウトを受けました」

 -現在のプロ野球の印象は。

 「そう来たか…。印象はあまりないですね。コロナという、こういう時代で。ファンが球場に足を運べない状況。ちょっと暗くなっていた。でも、僕が帰ってきたからにはコロナがなくなり、球場は満員になる。そういう運命なんで、僕は」

 -ビッグボスとして何を変えていくか。

 「まずは顔を変えていこうかと。いいですか?(オーナーと社長の方を向く)。まず気持ちの面ですね。このプロ野球という世界に入ってくる選手のレベルはほぼ一緒。ただ、メンタル的に伸ばせないコーチ、監督がいたと思うけど、僕はメンタル的なものに関しては、引き出せる力はすごくある。メンタル的なものを鍛えながらチームにピッチャー3人、野手4人のタレントを作り上げていけば、楽しいチームになるし。そういうタレントが生まれれば、全国に背番号、顔も名前も覚えてもらえる。その時には強くなっている。そういうチームを作っていきたい。

 (続けて)

 「今年、ドラフトで80人弱取ったんですよね?今年、僕が監督になって、全員がドラフトにかかった選手だと思っている。今はレギュラーなんて一人も決まっていない。新人、2年目、3年目のキャンプでガッと伸びた時に、全部若い選手で固めるかもしれないし、開幕投手が誰かも全く決めてないし。今年入ったドラフト1位の子が開幕投手になっているかもしれないし。そういう争いをどんどんさせていきたい」

 -北海道の印象と、楽しみなことは。

 「僕はふるさとがいっぱいあるんですけど、その一つが北海道なので。住みやすいし、僕は寒いのは好きな方なので。おいしいものもたくさんあるし。これから家の方を探して、いい家が見つかってくれたら最高ですね」

 -SNSを使った発信は続けていくか。

 「おーっ!」

 -ファンも楽しみにしている。

 「それはね、球団の人と話し合いをして。僕って、くだらんことをよく上げるから。ルールを作ってもらって。本当はね、今の時代ってSNSというのはすごく大事なものだと思うんですよ。だから、できたら試合中にインスタライブとかさせてもらったら最高かなと。その辺は話し合いを詰めていくので、また報告します」

 -日本ハムファン、プロ野球ファン、全国民にメッセージを。

 「暴れまっせ!ホンマに!楽しみにしておいてください。新しい野球というものをつくっていきますんで。乞う、ご期待!あと最後に僕とあっちゃん、稲葉君でタッグを組んでいくんですけど、僕たち1年目じゃないですか。その上で、吉村前GMという人の力というのがものすごく大事になってくるし、吉村前GMがいてくれないと僕は嫌だし。吉村前GMの推薦で僕はこの場所にいられるので。これから分からないことがあったら吉村前GMに聞いて、相談して、けんかしながら。あっちゃん、稲葉GMと一緒にタッグを組んで。球団を、あとはファンのみんなと一緒に楽しく、厳しくやっていきたいなと思います」

 (元日本ハム・岩本勉氏が挙手し、質問)

 -読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」特派員でやってまいりました、岩本でございます。並びにファイターズOBの岩本でございます。3つの質問をさせてください。数年にわたり、ファイターズはパ・リーグの中で下位低迷。サプライズ再建方法があれば。

 「これね、よその球団にパクられたくないから言いたくないんだけど。まあ、天井から降りたいなとは思う。しかも、俺だけじゃなく、選手も一緒にね。降りたいなというのは、ちょっとしたことなんだけど、伝えてもいいかなという」

 -天井から降りる作戦、再びか。

 「再び」

 -ビッグボス・新庄流のスローガンは。

 「夢はでっかく、根は太く。土台をしっかり作って、夢に向かって突き進んでいきたいなという、今の僕のイメージですね」

 -冒頭に「選手兼監督の契約ありがとうございました」という冗談もあった。もう一度選手契約を申し出て打席に立つ「代打・俺」をやる可能性は。

 「実は今年一年、野球の勉強をしながら体を作ってきました。あと1回トライアウトを受けるチャンスがあるので。それは今ちょっと考えています。そこで監督の僕が、『あの選手いいやん。取ったろうかな』という考えは、ちょっと頭の中にはあります。あとは球団と話し合います」

 -私(岩本氏)の襟の立ち具合は何点か。

 「短い。もうちょっと、長い方がいいね」

 (岩本氏の質問終了)

 -北海道に来たら食べたいものは。

 「すみれラーメン食べに行きたいですね。あとは僕の好きなマルセイバターも食べたいし。あとは時計台の味噌コーンバターラーメンも食べたい。ラーメン系が食べたい」

 -岩本氏とYouTubeで共演した際、同氏を“投手監督”にするとの話があった。

 「やっぱり僕、目立ちたいんで。僕一人でいいかなという気持ちになって。めちゃくちゃ僕が目立ちます。ガンちゃん、ごめんね」

 -今日のファッションのポイントは。

 「ポイントというか、もう新庄剛志自身がファッションなので。洋服のファッションなんてあまり考えていないですね」

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