大阪桐蔭が天理に圧勝 3年連続決勝進出 1年生左腕・前田が7回完投&3ラン

先発した大阪桐蔭・前田
四回1死二、三塁から逆転の左前2点適時打を放った大阪桐蔭・海老根
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 「秋季高校野球近畿大会・準決勝、大阪桐蔭9-1天理」(30日、皇子山球場)

 3年連続の直接対決となった大阪桐蔭(大阪1位)と天理(奈良3位)の一戦は、投打がかみ合った大阪桐蔭が7回コールドで圧勝し、決勝へ駒を進めた。

 今秋の大阪大会で大ブレークを果たした1年生左腕・前田悠伍投手が、この日も魅せた。初回から三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せると、二回にこそ味方の失策で先制を許したが、以降もうまくコースを突く投球で天理打線をシャットアウト。「甘い球だけいかないように、コースを突いた」と無死四球で投げ切った。

 さらに、4-1で迎えた六回1死一、二塁では、「打った瞬間行ったと思いました」と天理の188センチエース・南沢から右翼への豪快な3ランを放ち、投打でコールド勝ちに貢献した。

 これで、大阪桐蔭は3年連続で近畿大会決勝進出を決めた。西谷浩一監督は「決勝では欲などが出てくる中で、どうコントロールするか。しっかり頑張りたい」と4年ぶりの頂点を見据えた。決勝は、この後行われる金光大阪-和歌山東の勝者と対戦する。

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