王会長がソフトバンクの特別チームアドバイザーを兼任「もう少し突っ込んだ」助言を

 ソフトバンクが29日、王貞治球団会長が、特別チームアドバイザーをかね、今後は今まで以上に積極的にチームに対してアドバイスをしてもらうことを発表した。

 藤本博史新監督の就任会見の場であわせて発表された。三笠GMは「もとより、王会長には、熱心に現場に出ていただいて、いろいろとアドバイスをいただいておりましたが、よりいっそう、チームにいろんなアドバイスを藤本監督、コーチ陣、選手に行っていただきたいというようなことを考えまして、王会長に会長兼特別チームアドバイザーということで、よりいっそう、チームにアドバイスをいただいて、藤本新監督の体制を支えていきたいなというふうに思っております」と意図を説明した。

 王氏はチームの再スタートに際し、「試合でどうするかというのが、我々が一番大事なことなんですよね」とした上で「結果が伴わないと、プロとして評価されないわけです。評価されるためには、試合でどうするか」と指摘。技術指導などはコーチ陣が担当した上で、「試合でどうするかという部分をね。彼らに伝えて、それが結果につながってくれるといいなと、そのように思っているんで、今までよりももう少しつっこんだ形で、選手たちといろいろと話をしていきたい、そのように思っております」とした。

 練習で積み重ねたものを、いかに試合で出すか、というプロとしての姿勢の面にフォーカスを当て、打撃面のみならず、試合に関わる全ての面で、アドバイスをしていくという。

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