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オリックス・能見 歓喜胴上げ 移籍1年目「見たことのない野球」で頂点

 オリックスが25年ぶり、13度目のリーグ優勝を果たした。27日、2位・ロッテが楽天に敗れ、確定した。25日に全日程を終えていたため、この日は中嶋聡監督(52)以下、ナイン、スタッフらが京セラドーム大阪に集結し、仙台の戦いを見届けた。前日、セ・リーグ優勝を決めたヤクルトと合わせ、両リーグが前年最下位からの下克上Vという史上初の快挙。オリックスは来月10日からのCSファイナルステージに向かい、日本シリーズ進出を狙う。

 阪神から移籍1年目で優勝。能見篤史兼任投手コーチ(42)の眼前に「見たことのない野球」が展開されていた。

 キャンプインを前にしたコーチ会議、中嶋監督から言われた言葉がまず衝撃だった。

 “リリーフに3連投はさせないから”

 「単純にスゴいなと思いました。試合状況によっては相当な覚悟がいる。勝ちパターンの投手が連投したときにやりくりをしつつ勝っていくのはなかなかできることじゃない。見たことないですよ」

 そもそも中嶋監督とはどんな人物なのか。

 「見た目とは違う。しゃべらなさそうに見えますけど、全然違いますね。相当に頭がいいなと思います。自分のしたい野球だけじゃない。選手の特徴をうまく発揮できるように常に考えている」

 選手としては序盤に抑えを務めることもあったが、後半戦は出番を減らしていった。

 「減るのは全然問題ない。投球はイマイチなんで(笑)」

 選手よりもコーチとしての比重が重くなっているという。

 「能力を持った選手がすごく多いので。(投手としては)誰も居なくなったところでうまく手助けができればいいと思っていました」

 阪神時代とオリックス移籍後、その環境の変化にも驚いた。

 「まったく違いましたね。ファンの方々も違いますし、正直、マスコミの数はまったく違う。同じプロ野球でこれだけ違うかと思いました」

 移籍に後悔はないという。

 「スゴい勉強になりました。こういう戦い方もある。こういう考え方もある」

 指導者として将来に生きるのではとの問いに「将来はないです」と笑う。古巣と日本シリーズで対戦する可能性がある。「関西も盛り上がる。何とか」。選手、コーチとして実現を切望した。

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