松坂世代のソフトバンク平石コーチ「みんな大輔を好きだった」PL学園時代に死闘

 「ソフトバンク-ロッテ」(19日、ペイペイドーム)

 19日に引退試合に臨む西武・松坂大輔投手に向けて、松坂がかつて所属したソフトバンクの工藤監督や「松坂世代」の平石コーチが思いを寄せた。

 工藤監督は「いつか終わりは来るけど、怪物と言われ一時代を築いた投手が去っていくのは寂しい」と率直な思いを口にした。また、引退を決めた頃に電話があったことを明かし、「人生で野球ができるのは半分しかない。だけど、残りも野球界のために頑張れよという話をした」と話した。

 一方、PL学園の主将だった平石コーチは、高3夏の甲子園で当時横浜高校のエースだった松坂と延長17回の死闘を演じた縁があり、プロ入り後も親交が深かった。

 「(引退試合当日が)ついに来たなという感じ。寂しいです」と何ともいえない表情。松坂世代の一人として「大輔のことを悪くいう人間は誰もいない。それはあいつの人柄。みんな大輔を好きだったし、松坂世代と呼ばれることを嫌がらなかった。むしろ注目された。みんな感謝している」としみじみと語った。

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