DeNA指名の2投手が好投共演 早大対法大は引き分け

 「東京六大学野球、早大0-0法大」(12日、神宮球場)

 1回戦1試合が行われ、早大と法大が0-0で引き分けた。早大は2勝1分け2敗でポイント2・5、法大は1分け2敗の同0・5。11日のプロ野球ドラフト会議でDeNAから2位指名を受けた早大の徳山壮磨投手(4年・大阪桐蔭)、同じく4位で指名された法大の三浦銀二投手(4年・福岡大大濠)が先発で好投。三浦は六回2死まで走者を許さず、被安打4で完投した。徳山は7回を2安打に抑えた。

 DeNAから指名された2投手が火花を散らした。早大・徳山は7回を8奪三振無失点。プロでチームメートとなる法大・三浦と投げ合い「高校時代から切磋琢磨(せっさたくま)しながら頑張ってきた。明日も準備して、最後まで自分が勝って終わりたい」と対抗心を燃やした。三浦も得点を許さず試合は引き分けで、チームの初勝利もお預けとなったが「向こうは2位で、負けたくない気持ちがあった」と率直に語った。

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