DeNA・三浦監督「手が震えた」市和歌山・小園の交渉権を獲得 阪神との競合制す

 「プロ野球ドラフト会議」(11日、都内ホテル)

 市立和歌山・小園健太投手は、DeNAがドラフト1位で交渉権を獲得した。阪神と2球団の競合で三浦監督が引いた。

 リーゼントで決めた三浦監督は「クジを引く前かなり自分も緊張していて、手が震えていた。今はホッとしています」と笑顔。「普段はゲン担ぎをしないが、朝ランニングをして家の近くの神社でスカウトの願いが叶うようにと願いました」という。

 小園は最速152キロの剛速球が魅力で、完成度の高い本格派右腕。今春のセンバツでは2回戦で敗退したが、前評判通りの実力を発揮した。

 指揮官は「高校生の中でも飛び抜けている。もっとすごい選手になるのが楽しみ」と、将来のエース候補として期待した。

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