高知が逆転で高知商下し四国大会進出 森木からエール「力になりました」

 「秋季高校野球高知大会・準決勝、高知9-2高知商」(9日、春野総合運動公園野球場)

 高知が8回コールドで高知商を破り、2年連続35度目の四国大会出場を決めた。

 1点リードの五回に守備のミスから2点を奪われ、逆転を許した。しかしその直後、立ちこめた暗雲を5番・松本桂弥外野手(2年)が振り払った。無死満塁の大チャンスで打席に立つと、外角の直球を逆方向へ。浜口佳久監督(46)が「思いの外、打球が伸びる選手」と評する松本の打球は、左翼手の頭上を悠々と越えた。「次につなぐ気持ちで打席に入ったが、打てて本当にうれしい」。逆転の適時3点二塁打を放ったヒーローは、二塁上で高々と右手を突き上げた。

 この日は1年先輩の森木大智投手(3年)らも駆けつけ、スタンドから声援を送った。試合前日、森木から電話をもらったという山下圭太内野手(2年)は先発マウンドに上がり、4回1/3を2失点(自責0)。高橋友内野手(2年)との継投で勝利を手にし、「(電話が)力になりました」と、憧れだという森木先輩への感謝を口にした。

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