楽天・安楽 7年目プロ初S「攻める気持ちで投げた」 2位ロッテと3差

 「ロッテ2-3楽天」(7日、ZOZOマリンスタジアム)

 緊張から解放された右腕に安堵(あんど)の笑みが広がった。1点リードの九回、マウンドに立った楽天・安楽が2死一、二塁のピンチを切り抜け、7年目にしてプロ初セーブをマーク。今季54試合に登板してチームを支えてきた男が、スポットライトを浴びた。

 「自分がやってきたことを信じて、九回だからって守りにいくことなく、攻める気持ちで投げた」。得点圏に走者を置いても臆することはなかった。最後は荻野を二ゴロに仕留め、ガッツポーズ。九回に味方が勝ち越し、突然巡ってきたセーブシチュエーションにも動じなかった。

 今季はしびれる展開で登板を重ねてきた。セットアッパーとして八回のマウンドに上がったかと思えば、次の試合では五回途中で先発が作ったピンチの火消し役。場面を問わない活躍に石井監督も「安楽なくしてはこのシーズン、こういう戦い方はできていないと思う」と最敬礼だ。

 これで2位・ロッテとは3ゲーム差。上位進出もまだ諦めてはいない。

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