楽天 執念の白星で2位ロッテと3差に 渡辺佳明がV打 則本昂の力投実った

 9回、勝ち越しの左越え適時二塁打を放ちポーズを決める渡辺
太田光(右)からウイニングボールを受け取り笑顔の楽天・安楽智大=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
7回、ロッテ・角中を二ゴロに打ち取りナインとグータッチを交わす楽天・則本昂
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 「ロッテ2-3楽天」(7日、ZOZOマリンスタジアム)

 楽天の渡辺佳明内野手が執念の勝ち越し適時二塁打を放ち、チームを勝利に導いた。

 2-2で迎えた九回2死二塁。守護神・益田の直球を捉えた。打球は左翼手・荻野貴の伸ばしたグラブの先をかすめ、二塁走者が生還。打った瞬間に雄たけびを上げた渡辺佳は塁上でもほえまくり、代走が送られてベンチに退いても興奮冷めやらぬ様子だった。

 先発の則本昂は7回5安打2失点(自責点1)。120球、11奪三振の熱投を見せ、勝利を呼び込んだ。最後は安楽が締め、プロ初セーブ。これで2位・ロッテとは3ゲーム差となった。

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