中道・岡田克也氏 高市政権に警鐘「自民党の中でも右の右の人なんです」 安全保障政策を「何も語っていない」
中道改革連合の岡田克也氏が30日、兵庫県内で衆院選の演説を行った。 高市早苗首相の掲げる政策の中で、安全保障政策について触れた岡田氏は「安全保障政策を抜本的に強化するといっている。確かにロシア、北朝鮮、中国、それぞれ軍備の増強は著しい、ウクライナで戦い方も変わってきた。だから国の安全保障を見直して対応していくのは必要だとは思います」と主張。その上で「だけどまだ政府の検討は始まったばかり、具体に的にどうするのか、どれだけの予算を割くんですか。予算のために増税するんですか、どこを削るんですか、何も語っていないじゃないですか。選挙に勝ったらこれからやっていくから、白紙委任しろといっているようなものです。これは危険ですよ」と語った。
同じく高市首相の掲げる「インテリジェンス」についても言及。「確かに日本の中でいろんな国のスパイが活動している。しっかり対応できる法律が必要だと思っています」とした上で、「これは本当に気をつけて国会で議論しないと危ない話。スパイ活動の定義はなんなのか。戦前の治安維持法ご存じですよね?宗教活動や市民運動がどんどん官憲の手によって制約された。今はそんなこと起こらない、と思っておられる方は私は甘いと思いますよ」と、聴衆に訴えかけた。
さらに「ちゃんと議論して方向性を出してから解散すべきなんだ。何も言わずに白紙委任しろって、これで高市さんが勝ったら大変なことになるかもしれませんよ」と警鐘を鳴らし、「自民党の中でも右の右の人なんです。自民党の中でも良識ある人は心配しています。この国の政治、どんどんどんどん右にいって大丈夫ですか」と、声を張り上げた。
