プロ注目の国士舘大・池田来翔 7球団の前でアピール 阪神スカウトは3人態勢

 「東都大学野球2部、拓大3-2国士舘大」(5日、大田スタジアム)

 今秋のドラフト候補の国士舘大・池田来翔内野手(4年・習志野)が、3人態勢だった阪神含む7球団スカウトの前で3打数1安打と結果を残した。六回1死から「2ストライクだったので、振っていく中で逆方向に意識は」と流し打ち。一、二塁間を破り、Hランプをともした。

 新型コロナウイルスの影響で、9月から活動自粛に見舞われた。当初予定していた同28、29日のリーグ戦は出場辞退。今月2日に全体練習を再開し、この日のゲーム出場にこぎつけた。調整遅れは否めないが、「“開幕戦”に1本打ちたかった」と安どした。

 視察したロッテ・榎チーフスカウトが「右打ちの打てる内野手。長打があるし、守備も堅実。昨年の牧(中大、現DeNA)に似たタイプ」と評価するように、NPBスカウト陣からも実力を認められている。

 ドラフト会議は11日と目前に迫る。運命の日まで、6日の東農大戦のみ。プロでも貴重な右打ちのスラッガー候補は、「ここからよくなったり、悪くなったりもしない。持っているプレーを前面に表現したい」と力の限りを尽くす。

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