新田が2年ぶり四国大会進出 主将・山内が先制V打 夏春連続甲子園狙う
「秋季高校野球愛媛大会・準決勝、新田4-1済美」(2日、坊っちゃんスタジアム)
夏の甲子園に出場し、夏春連続出場を目指す新田が済美を破り、2年ぶり10回目の四国大会へ進出を決めた。
0-0で迎えた三回2死一、三塁、主将の山内欣也内野手(2年)が中越えの2点適時三塁打を放った。「個々じゃなくて、チームが束になって戦う」ことをテーマに掲げる新主将。先制V打でチームに勢いをもたらした。
投げては森慎之助投手(2年)が9回1失点で完投。130キロ中盤の直球とスライダーのコンビネーションで、粘り強く投げきった。今大会はエース・向井駿貴投手(2年)の状態が上がらない中、背番号10の森が奮闘。準々決勝に続いて完投し、投の中心を担っている。3日の決勝は春からの3季連続優勝がかかる。連投の可能性もある中「新田は勝たないといけない。自分は連投が利くピッチャーだと思うので、自信があります」と頼もしかった。