ソフトバンクが痛恨の逆転負け 工藤監督「森で打たれたらしょうがない」

 9回、岸の左前打で代走の二走・山田が勝ち越しの生還
 9回、岸(奥)に勝ち越し打を許した森
 9回、外崎の左犠飛で代走の三走・金子が同点の生還
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 「ソフトバンク7-8西武」(30日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクは今季初の5連勝寸前で、痛すぎる逆転負けを喫した。

 2点をリードして迎えた九回表、守護神の森が痛打された。

 まず、西武先頭の森への初球で被弾。11号ソロで1点差に迫られた。その後もヒット、犠打、四球、四球でつながれて1死満塁。ここで外崎に同点の左犠飛を許した。

 なお2死一、二塁で岸に左前適時打を浴びて、ついに7-8とひっくり返された。これが決勝打となった。

 4時間28分のロングゲームを落とした工藤監督は努めて前を向いた。「森で打たれたらしょうがない。森、モイネロ、岩嵜はうちの必勝パターン。彼らで打たれたらしょうがないと捉えないと」と話し、気持ちの切り替えの大切さを説いた。

 とはいえ、四球が絡んでの失点には不満の様子。3番手・松本も五回に山川へ押し出し四球を与えて失点した。「結果の部分にはなるけど、フォアボールが失点に絡む。それをどう考えるか」と投手陣への反省も促した。

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