DeNAが連敗脱出 三浦監督は安ど「長かったですね」

 3回、2打席連続本塁打の宮崎を出迎える三浦監督(中央)=撮影・三好信也
 2本塁打の活躍をみせ笑顔でガッツポーズの宮崎(撮影・三好信也)
 3回、球団新人安打新記録の118安打目を放ち2塁ベース上で喜ぶ牧(撮影・三好信也)
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 「ヤクルト5-7DeNA」(29日、神宮球場)

 DeNAがヤクルトの九回の反撃を振り切り、連敗を7で止めた。牧が球団新人安打記録となる118安打目を記録。宮崎は史上304人目の通算100号本塁打を放つなどメモリアルな日となった。連敗ストップに三浦監督は「久しぶりの勝ちで長かったですね」と胸をなで下ろした。

 打順の入れ替えが初回から機能した。先頭の桑原が安打で出塁すると、2019年9月15日の中日戦以来の2番に座った佐野が連打で無死一、三塁とチャンスを広げた。そして4月14日のヤクルト戦以来の3番に入った牧が先制犠飛と幸先良く先制した。

 二回無死では宮崎が通算100号となる、今季14号ソロで追加点。三回には佐野の適時打と宮崎の2打席連続となる15号3ランでさらに加点。五回2死ではオースティンが28号ソロを放った。

 先発の大貫は五回に突如崩れた。1死から死球と連打で満塁。塩見を三振に斬るも、青木、山田に連続適時打を浴び、勝利投手目前で降板となった。ワンポイントで登板した砂田は村上に四球を与え、伊勢に交代。伊勢はピンチを広げたが、無失点で抑えた。

 その後は三嶋が2回、エスコバーが1回を無失点に切り抜けた。だが九回、山崎が1死二塁で塩見に適時二塁打を浴び、三浦監督はこの日7人目として田中健を投入。だが青木に四球を与え、平田にスイッチ。平田が山田、村上を抑えて試合を締めくくった。

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