巨人・中田翔が先制2ラン「これだけの選手がそろっている 足を引っ張らないように」
「広島0-5巨人」(23日、マツダスタジアム)
3位の巨人が一発攻勢&2試合連続完封リレーで2連勝を飾った。二回、「7番・一塁」で先発出場した中田の移籍2号となる左中間への2ランで先制した。21日に登録され、2試合連続でスタメン出場していたが、9打席無安打。再昇格後初安打が貴重な一発となった。
「チームの足を引っ張ってしまっていたので。結果はもちろんそうですけど、それ以上に『自分らしく』打席に立てるように努力をしていきたいです」と語った。
2軍で再調整期間は長嶋終身名誉監督や阿部2軍監督らの指導を受けた。
「長嶋さんもそうですし、阿部2軍監督もそうですけど、本当にいろんなアドバイスとか、いろんなことを勉強させてもらったので、今日も教えていただいたこと、手の使い方だったりを意識しながら打席に立ちました。こうやって結果として出た上に、チームが勝てたのはすごくよかったなと、今は安心しています」と話した。
さらに阿部2軍監督からの助言について説明。「しっかりとテークバックで手を引いたときにちょっと手首を立てる、じゃないけども、意識してみたらどうだというアドバイスを。阿部監督に言われたのは、手を引いたときに手首を立てる、と。『フォームがどうとか、バットがこう、とか調子が悪くなったらそういうところを意識しがちだけど、意外にそういうところがポイントであったりもするから、意識して見なさい』ということをファームでは毎日言っていただいていたので、きょうはそこを意識して打席に立ちました」と明かした。
今後に向けて「これだけ選手がそろっているチームですから、足を引っ張らないように頑張ってきたいと思います」と誓っていた。