首位ロッテ「8番・藤岡」が11戦連続安打 井口監督「一番の得点源ができた」

 角中の左前適時打で生還する中村奨(左)を出迎える井口監督
ソフトバンクに勝利し、レアード(54)らナインを迎えるロッテ・井口監督(中央)=ペイペイドーム
 ソフトバンクに勝利し観客に手を振るロッテナイン
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 「ソフトバンク1-3ロッテ」(14日、ペイペイドーム)

 ロッテ・藤岡裕大内野手が、3安打猛打賞、11試合連続安打と好調なバットで千賀を攻略した。

 先頭打者で迎えた八回は、千賀の154キロ直球を中前へはじき返した。さらに四球と安打出満塁とし、レアードの適時内野安打で決勝点をもぎ取った。

 藤岡は9月に入り絶好調で1日の西武戦から11試合連続安打。下位から上位につなぐ、8番打者として勝利に貢献している。

 好調の秘けつについて「1打席を無駄にしないことと、打てるボールをしっかり待っているという意識はすごいある」と明かした。

 17年度のドラフト2位でトヨタ自動車から入団。まだ優勝経験はないが、未知なる重圧についても「プレッシャーはそんなに感じてない。こういう順位にいれることはうれしく思って、なんとか優勝できるようにチームでやっているのがいい結果につながっている」と言い切った。

 近況の活躍に井口監督は「あそこででれば、確実に9番にバントになりますし、上位につなぐというのが、一番の得点源、それができた」と、起点となった打撃を評価した。

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