オリックス・宮城 苦手左打者の内角えぐる 16回無失点の楽天戦先発へ

 オリックス・宮城大弥投手(20)が13日、先発する14日・楽天戦(楽天生命)に向けて左打者の内角を攻める考えを明かした。

 11勝1敗と抜群の成績を残す左腕だが、ここ2試合は勝ち星に恵まれていない。楽天は今季2試合に登板し2勝0敗。16回を投げ無失点という抜群の相性を誇るが慢心はない。

 「相性だけ見たらいいとは思いますけど。いい投球できれば、いい勝ち方ができる」

 唯一の懸念があるとすれば左打者。被打率は右の・183に比べて左は・229とやや高い。

 「自分でも知ってることなので、もうひと工夫ふた工夫しないと悪い方向につながってしまう可能性もある。少しずつ修正していければいいと思います」

 カギはこれまで割合として少なかった内角にあると話す。

 「データからしてもそういうところが被打率の高さだと思う。投げづらさはあるけど大事なときに投げていかないといけない」

 島内、茂木、岡島ら左打者の内角をえぐり、チームの連敗を止める。

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