智弁学園・小坂監督 春夏制覇へ「プライドがある」兄弟校対決へ闘志

 「全国高校野球選手権・準決勝、智弁学園3-1京都国際」(28日、甲子園球場)

 初の甲子園決勝で相まみえる兄弟校を前に、智弁学園(奈良)の小坂将商監督(44)が闘志をあらわにした。

 「自分にもプライドがある。比べられるんですよ、やっぱり智弁和歌山の方が成績上なので。肩身の狭い思いもしてきた。絶対に負けたくない」

 小坂監督自身も、95年に主将として甲子園に出場。春夏ともに最高成績だった4強進出の快挙を成し遂げたが、頂点には届かなかった。一方の智弁和歌山は94年春に全国制覇を果たしており、当時から強くライバル意識を持っていたという。

 選手として出場してから26年。監督として夏は初の決勝進出を果たした。16年のセンバツで同校を初の全国制覇へ導いているが、戦後に指揮官として春夏制覇を成し遂げたのはPL学園・中村監督、横浜・渡辺監督、大阪桐蔭・西谷監督ら13人しかいない。

 「この代は日本一を狙える」と自信をのぞかせた小坂監督。智弁対決を制して頂点に立つ-。最高の舞台が整った。

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