智弁学園 小坂監督は“智弁決戦”に本音漏らす「比べられることも多いんですよ」

京都国際に勝利し、両手を合わせてグラウンドに一礼する智弁学園ナイン=甲子園(撮影・高部洋祐)
智弁学園対京都国際 決勝に進出し、駆け出す智弁学園ナイン=甲子園(撮影・北村雅宏)
4回、先制3ランを放つ智弁学園・小畠一心=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「全国高校野球選手権・準決勝、智弁学園3-1京都国際」(28日、甲子園球場)

 智弁学園(奈良)が初の決勝に進んだ。奈良県勢の決勝は1990年、優勝した天理以来。決勝は智弁和歌山との“智弁決戦”となった。

 小坂監督が選手だった95年夏は4強。智弁学園にとっては、20回目の出場でようやく届いた決勝の舞台だ。しかも相手は、兄弟校の智弁和歌山。小坂監督は“智弁決戦”の話題に初めは「あまり意識してもよくない。6つ目(6試合目)の壁を超えられるように」とだけ語ったが、本心は違った。

 「自分にもプライドがある。和歌山で生まれましたけど、ずっと奈良の智弁にお世話になって指導者になってからもずっとプライドを持ってやってきた。比べられることも多いんですよ。和歌山の方が甲子園でも上ですから。意地を持ってやりたいと思います」

 この世代は前川、山下、西村、小畠と1年生から試合での経験を積み重ねてきた最強世代。兄弟校の智弁和歌山が相手でも、何としても頂点をつかみにいく。

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