樟南・西田「自分の力不足」9回138球2失点も
「全国高校野球選手権・2回戦、三重2-0樟南」(20日、甲子園球場)
樟南のエース左腕・西田恒河(ごうが)投手(3年)は9回9安打2失点、138球の力投が実らなかった。毎回のように走者を背負いながら、緩急を駆使して大崩れはせず。ただ、無得点と打線の援護がなかった。
登板時のルーティンとして「初戦は絶対に勝たないといけない」と、マウンドのプレートにこの日は「勝」と書き続けた。決意を込めて腕を振り続けていたが、雨でぬかるんだ足場に対応できず。「いつも通りのピッチングができていなくて。自分の力不足」と唇をかんだ。



