西日本短大付のエース大嶋は自責0で惜敗 試合後は涙止まらず

 6回、二松学舎大付・丸山に右前適時打を浴びた西日本短大付・大嶋(撮影・佐々木彰尚)
 力投する西日本短大付・大嶋(撮影・高石航平)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、二松学舎大付2-0西日本短大付」(20日、甲子園球場)

 涙が止まらなかった。西日本短大付の大黒柱・大嶋柊投手(3年)は二松学舎大付・秋山正雲投手(3年)と互角の投球を見せ、最後まで投げ抜き、自責点0で聖地から去った。5回は味方のスーパー返球で救われたが、6回は守備の乱れから1死三塁となり、2本のタイムリーを許した。

 大嶋の132球に対し、秋山は139球。大嶋は5回まで無安打に抑えた。

 西村慎太郎監督は開口一番「いいゲームだったと思う」とし「秋山君はうわさ通りのいいピッチャー。大嶋もよく投げた」とたたえた。

 勝てば、夏は11年ぶりの勝利。チームとしても夏10勝となるところだったが、あと一歩及ばなかった。

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