神戸国際大付・阪上「早く甲子園でプレーしたい」 北海封じに闘志燃やす
「全国高校野球選手権・1回戦、神戸国際大付(降雨中止)北海」(14日、甲子園球場)
神戸国際大付のプロ注目の二刀流・阪上翔也外野手(3年)が今春センバツ開幕カードの再現となる北海戦へ闘志を燃やした。悪天候が続き、3日連続の順延。「早く甲子園でプレーしたい」と意気盛んに夏の聖地を待ちわびた。
甲子園室内での練習が続く中、13日とこの日は試合を想定。セットポジションやクイックを交えたキャッチボールで調整した。「指の掛かりなどを意識した」と雨中での試合を思い描き、指先の感覚を入念に確かめた。
春の悔しさがあるからこそ待ちきれない。今春センバツでは背番号1で2試合に先発登板するも右肘の違和感で、ともに二回途中で降板。「思ったようなプレーができなかった」と不完全燃焼で春が終わった。
「夏は自分の思うようなプレーをしっかりやっていきたい」と阪上。背番号9となった兵庫大会では投手として4試合に登板し、打撃でも主軸として24打数11安打1本塁打をマークした二刀流が、夏の甲子園で春の雪辱を果たす。



