巨人・ビエイラ 大谷超え!球宴最速163キロ連発 1回0封勝ち投手に
「マイナビオールスターゲーム2021・第1戦、全パ4-5全セ」(16日、メットライフドーム)
剛腕が大谷の記録を塗り替えた。巨人のチアゴ・ビエイラ投手が同点の八回から7番手で登板し、最速163キロを連発。14年に日ハム・大谷がマークした162キロの球宴最速記録を更新した。1回を無失点で抑え、直後に全セが勝ち越し勝利投手に輝いた。
シーズンさながらの本気モードになっていた。先頭のレアードを163キロで三振。島内に中前打を許した後、味方のミスもあり2死三塁のピンチを招いたが、山川を159キロで遊飛に打ち取った。
「普段から接戦で投げたい気持ちが強い。だから今日もアドレナリンがすごく出でました」と振り返った右腕。しびれる場面での起用に「初めてのオールスターで非常にいい場面で投げられてうれしい」と充実感たっぷりだった。