オリックス・中嶋監督 守備妨害からの失点を問題視「反省してもらわないと」

 力投する先発の宮城
8回ソフトバンク1死満塁、甲斐が投前にスクイズを決める=ペイペイドーム
6回ソフトバンク無死、柳田が右越えに本塁打を放つ=ペイペイドーム
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 「ソフトバンク7-4オリックス」(11日、ペイペイドーム)

 オリックスが連日の逆転負けで、7年ぶりとなる首位ターンを決めることができなかった。

 ここまで9勝と抜群の活躍をしてきた宮城だったが「ボールが高かった」と反省したように、7回4失点。

 ただ中嶋監督は「初めてのマウンド、初めての相手。疲れもある。でもあそこまで投げて試合を作ってくれたんだから、よしとしましょう」と左腕の力投を評価した。

 また杉本が6試合、23打席ぶりに安打を放ち「(調子は)上がっている」と中嶋監督にもうれしい場面もあった。さらにジョーンズも1本塁打を含む2安打2打点。「外国人選手がよくなればつながるから、1人でも上がってくれれば」と期待を口にする一方「(好調は)続くのかな?」と、期待のし過ぎを自ら戒めた。

 試合に関しては三回2死での挟殺プレーをミスしての失点を問題視。「一番落ち着いていたのが宮城だからね」と苦笑しつつ、走塁妨害となったT-岡田ら他の野手陣には「大いに反省してもらわないと」と話した。

 五輪休暇中に「もう一回、基本をやらないと」と、後半に向けてチームの引き締めを図っていく。

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