高知・森木 履正社相手に4回1失点 五回に左翼へ豪快弾

 「練習試合、履正社9-3高知」(4日、履正社茨木グラウンド)

 今秋ドラフト1位候補で最速154キロ右腕の高知・森木大智投手(3年)が4日、大阪府内で行われた19年夏の覇者・履正社との練習試合に登板した。

 前日に大阪桐蔭相手に7回を投げた右腕は、6点を追う六回から救援。連投の疲れもあってか多少制球に苦しんだが、要所を締めて4回1失点。五回には左翼への豪快な一発も披露し、投打で非凡な能力を見せつけた。

 連日にわたって視察した阪神・山本スカウトは「連投もしていい勉強になったと思う。バッティングセンスも見せてくれたしよかった」と目を細めた。

 森木は学校を通して「全国レベルの打線と対戦できてよかった。高知で勝って(甲子園がある関西に)戻ってきたい」とコメント。“土佐の怪物”が最後の夏に向け、最終調整に取り掛かる。

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