ドラ1候補の三菱倉敷・広畑 八回途中3失点も初戦敗退 12球団視察

 8回、代打・黒川に2点適時二塁打を浴びた三菱自動車倉敷オーシャンズ・広畑(撮影・佐々木彰尚)
 8回、代打・黒川の飛球を三菱自動車倉敷オーシャンズ・橋本は捕れず。2点適時二塁打とする(撮影・佐々木彰尚)
 8回、代打・黒川の2点適時二塁打に喜ぶ日本新薬ナイン(撮影・佐々木彰尚)
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 「社会人野球日本選手権・1回戦、日本新薬3-1三菱自動車倉敷オーシャンズ」(2日、ほっともっとフィールド神戸)

 今秋ドラフト1位候補として名前が挙がる三菱自動車倉敷オーシャンズの最速154キロ右腕・広畑敦也投手(23)が、初戦の日本新薬戦に先発。雨が降りしきる中で7回2/33失点と粘投したが、八回2死一、二塁で、打ち上がった打球が中堅手と内野陣の間に落ちる不運なタイムリーで勝ち越しを許し、初戦敗退を喫した。それでも、集まった全12球団のスカウト陣の前で150キロをマークするなどしてポテンシャルの高さを見せつけた。

 だが、広畑は「粘るところで粘りきれなかった。ああいう場面(八回のピンチ)で打たれてしまう、アウトにできる球が間に落ちてしまうというのが今日のピッチングの全て」と反省。「初球から打たれたり、2ストライクに追い込んでから打たれてしまった。そういう詰めの甘い部分を修正していけば、勝てる投手になれると思う」とさらなる成長を誓った。

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