元阪神ボーア、韓国球界電撃移籍へ LGと合意間近 今季はジャイアンツ傘下

 昨季は阪神でプレーし、1シーズン限りで退団したジャスティン・ボーア内野手(33)が韓国球界への移籍が濃厚となった。米韓球界に精通する関係者が27日、明らかにしたもので、KBOのLGと合意に近づいているという。

 ボーアは14年にマーリンズでメジャーデビュー。フィリーズやエンゼルスを渡り歩き、メジャー6年で打率・253、92本塁打、303打点の成績を残した。

 19年オフに契約した阪神では99試合に出場し、打率・243、出塁率・344、17本塁打、45打点。親日家でもあるボーアは昨年11月に自由契約となった後、日本球界残留を模索したが、合意には至らなかった。

 SNSで阪神ファンに向けてメッセージを投稿。「私たち家族にとっては素晴らしい時間でした。そして、この経験を一生大切にします」、「これからも皆さんは私の心の中で特別であり続けることでしょう!ありがとうございました」などと、感謝の気持ちをつづった。

 米球界復帰の道を選択したボーアは3月に米ジャイアンツとマイナー契約で合意。今季は3Aサクラメントで33試合に出場し、打率・213、出塁率・346、6本塁打、17打点をマーク。この日、ジャイアンツは自由契約にしたことを発表した。

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