西武の平良が37試合連続無失点 藤川のプロ野球記録まであと1試合

 「オリックス3-3西武」(26日、京セラドーム大阪)

 西武の平良海馬投手が九回の1イニングを無安打無失点に抑え、藤川球児氏(現阪神SA)が持つ、プロ野球記録の38試合連続無失点に、あと1試合に迫った。

 ピンチを背負っても、得点は許さなかった。同点の九回からマウンドに上がると、先頭の吉田尚にストレートの四球を与える。1死を挟んでT-岡田にも四球で1死一、二塁と一打サヨナラのピンチを招いたが、ここで粘った。そこからロメロと大城を連続三振に仕留めてゲームセット。この日も無失点で仕事を果たした。

 これで37試合連続無失点となった。35試合連続無失点の時点でパ・リーグ新記録となっており、次のマウンドは2006年に藤川氏が記録したプロ野球記録へのチャレンジにもなる。東京五輪の野球日本代表にも内定しており、右腕にさらなる注目が集まる。

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