巨人はマシンガン継投へ ブルペン総動員で首位阪神を追う
巨人は18日・広島戦以降の当面、リリーフ起用に関して“マシンガン継投”で乗り切る見通しとなった。ブルペンを総動員して4・5ゲーム差の首位阪神を猛追する構えだ。
守護神不在の間は、これまで通りリリーフ全員でカバーする。米国市民権取得の手続きで渡米したストッパーのデラロサは3日の再来日後、隔離期間を経て今後、チームに合流する。宮本投手チーフコーチは「デラ(ロサ)が帰ってくるまで何とか、みんなで協力してやっていければ」と言葉に力を込める。
15日の阪神戦では2点リードの九回に鍵谷、大江、野上の3投手をつぎ込んで逃げ切った。18日に豪腕・ビエイラを昇格させてブルペン強化を図る予定だが、今後も小刻みな執念の継投を駆使することになりそうだ。
「リリーフ陣が“ワンチーム”で、やってくれているのは喜ばしい」と同コーチ。チーム一丸で戦って巻き返し、首位奪回を狙う。



