巨人・原監督 丸に代打・中島は「最善の策」非情采配も実らず痛恨の敗戦

9回、元木コーチ(右)と話し込む原監督(撮影・西岡正)
4回に2失点し、悔しそうな表情でベンチに戻る畠
8回、丸の代打・中島は岩崎の前に右飛に倒れる(撮影・西岡正)
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 「巨人1-2阪神」(14日、東京ドーム)

 巨人が首位阪神との直接対決で逆転負け。ゲーム差は4・5と開いた。

 打線が青柳に苦戦。原監督の終盤の勝負手も不発に終わった。1点を追う八回、1死一塁の場面で無安打の丸に代えて代打・中島を起用した。指揮官は「まあ、最善の策というところですね」と短く説明。左腕の岩崎相手とはいえ、主軸に代打を送る非情采配に徹した。だが、中島は右飛に倒れ、続く岡本和からも快音は響かず無得点に終わった。

 原監督は言葉少なく、敗因について打線の話題を振られると「まあまあ、その部分でしょうね。2対1というのはそういう部分だね」と語った。

 この日の丸は青柳に対し、三回に四球こそ選んだが、第1、第3打席は三振。第2打席以降はタイミングの始動を大胆に早める工夫もみせていたが、安打は出なかった。

 今季は新型コロナウイルス陽性で離脱したこともあり、調子が上がらず。1日の中日戦では2打席で交代を命じられ、その試合後に原監督は「本来の丸の姿ではないということでしょうな」と説明していた。

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