巨人・丸が代打を送られる 原監督が8回に決断 工夫実らず青柳に2三振で…
「巨人-阪神」(14日、東京ドーム)
巨人・原監督が終盤に勝負手を打った。1点を追う八回、1死一塁の場面で無安打の丸に代えて代打・中島を起用した。
左腕の岩崎相手とはいえ、主軸に代打を送る非情采配。中島は右飛に倒れ、続く岡本和からも快音は響かず無得点に終わった。
この日の丸は青柳に対し、三回に四球こそ選んだが、第1、第3打席は三振。第2打席以降はタイミングの始動を大胆に早める工夫もみせていたが、安打は出なかった。
今季は新型コロナウイルス陽性で離脱したこともあり、調子が上がらず。1日の中日戦では2打席で交代を命じられ、原監督は「本来の丸の姿ではないということでしょうな」と説明していた。