巨人 貧打解消も気になる投壊ぶり「多くの選手が去年ほどのできではない」評論家の視点

 巨人は27日のヤクルト戦(神宮)で乱打戦の末に勝利。貯金6、2位に浮上した。

 21安打で14得点と打線が機能し、開幕直後の貧打からは脱却。ただ、ここ3試合は26失点と投手陣がふるわない。デイリースポーツ評論家・関本四十四氏も「打線はそのうち上向くだろうとは思っていたが、この時期に投手陣がこれでは夏場はもたない。去年は優勝の原動力となったリリーフ陣も、ほとんどの選手が去年ほどのできではないのが気になるな」と語った。

 前夜は畠が三回途中6失点で降板。先発は3試合連続で五回もたなかった。関本氏は「畠は二回に村上に一発を浴びてメンタルをやられてしまった。投げてる球が変わってしまうもんな。もっとタフになっていかないといけない」と注文。再調整となった戸郷についても「今年は少しフォークに頼りすぎ。直球の質が悪いからそうならざるを得ないのかもしれないが、首脳陣はそういう面も見直してほしいと一度抹消したんだろうな」とした。

 27日は昨季は登板のなかった野上が好投し、健在ぶりをアピールした。関本氏は「選手の層は他球団より厚い。状態の選手を見極めながら、いかに投手陣を立て直していくかが、3連覇のカギになるのではないか」と語った。

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